method
工法技術情報
水上工事
工法概要
従来上空制限の厳しい場所や水門橋幅の狭小な場所、またダム湖など曳航水路の無い場所での杭打船による工事は不可能とされてきましたが、
ここに紹介する自己昇降式セップ杭打船「有希」はこれらの問題を克服するために開発されました。
低空間、狭小河川等で安全に工期工費の節減に威力を発揮し、新たなニーズに応えていけるものと確信しております。
工法特長
- 杭打船は分割できます。有希1号・有希2号(2分割)
- 分割された台船を結合するときは水中作業やダイバーを入れずに短時間で結合できます。
- 操船装置、ジャッキアップ装置が本体に内蔵されており、杭打船コーナー部での杭打が可能なため、既設構造物への隣接施工が可能となっております。
- スパットは分割(5分割)が可能で上部障害に応じて自由にスパット打込長が選定できます。又、水深により増設も可能です。
- スパット昇降は4本同時1コマ、3コマ、5コマまたは単独1コマ、3コマ、5コマ運転のいずれも可能です。
- 杭打船は完全水切セップが可能です。
- 本船は実用新案登録されております。(名称;分割型台船 登録番号 第1947773号)
工法用途
- 既製杭(鋼矢板、H型鋼杭、鋼管杭、鋼管矢板等)の打設
- 地中障害物の破砕、ロックオーガ
※機械の改良にともない、仕様並びに形状等予告無く変更する場合があります。
当社保有機械カタログ
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自己昇降式杭打船
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