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工法技術情報
ジャイロプレス工法
工法概要
ジャイロプレス工法は、圧入工法の優位性を確保した圧入機に回転機能を付加した圧入機 『ジャイロパイラー』を用いて、施工が完了した杭 (完成杭) を反力としながら、杭の頭部を自走して先端リングビット付き鋼管杭を順次回転切削圧入する工法です。
工法特長
- 既存の地下構造物を残置したまま、 構造物の再生や機能強化が可能。
- 既設構造物を撤去するための仮設土留めなどの工種を削減。
- 周辺環境や地域経済に影響を与えることなく、構造体も理想的な品質で造り上げることができます。
工法用途
- 硬質地盤、 コンクリート構造物への施工を実現。
- 狭隘地、空頭制限などの厳しい施工条件下での省スペース施工を実現。
- 環境に配慮した施工を実現 (排土抑制施工、自然環境に配慮)。
- 経済的な構造物形式が選定可能。
仮設レス施工を実現したGRBシステム
GRBシステムは、杭の搬送・吊込み・圧入という連続作業を全て施工が完了した杭 (完成杭) 上で行う施工技術です。
圧入機本体 (ジャイロパイラー) を先頭に動力源であるパワーユニット、杭を吊込むクランプクレーン、作業基地から杭を搬送するパイルランナーが杭天端を作業軌道として一連の圧入工程を実施します。
機械装置は全て既設の杭をつかんで自立しており、転倒の危険性が無く、かつ工事の影響範囲が杭上の施工機械幅のみにまで極小化されるため、水辺離陸地、傾斜・不整地、狭隘地、低空頭地でも仮設桟橋や迂回道路を必要とせず、本来の目的である壁体構築工事だけを合理的に行う “仮設レス施工”を実現しました。
当社保有機械カタログ
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ジャイロプレス工法
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F401
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GRAL1520
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